転職エージェントってなに?
転職エージェントは応募者と採用者の仲介をしてくれる人たちだよ
「転職エージェントとはなんぞや?」っていう方もいるかもしれません。
今回は転職エージェントのことを全く知らない人でも簡単にわかるように解説していきます。
一言でいうと転職エージェントは転職をしたい「転職希望者」と採用をしたい「企業」の仲介をしてくれる会社です。
これから転職エージェントについてまとめていきましょう。
転職エージェントとは
転職エージェントの仕組み
先ほどお伝えした通り、転職エージェントは転職をしたい「転職希望者」と人材がほしい「企業」の仲介をしてくれる会社です。
転職エージェントの正式名称は”有料職業紹介事業所”というかたっくるしい名前になっています。
転職エージェントは一般的に応募者側は無料でサービスを受けることが可能です。
というのも、転職エージェントは『応募側の転職希望者が採用側の企業に入社したら、採用側の企業から紹介料としてお金を受けとる仕組み』になっているからです。
転職エージェントの仕組み
- 応募側
⇒無料で受けられる - 採用側
⇒人を雇ったら紹介料を払う必要がある
応募側の転職希望者はお金を払わなくて済み、採用側の企業は紹介料を払わないといけません。
転職エージェントは無料で受けられるんだね
うん、お金はかからないよ
転職エージェントの本来の目的は「転職希望者」と「企業」の仲介ですが、転職希望者は様々なサービスが受けられます。
これから転職希望者が受けられる転職エージェントのサービスを見ていきましょう。
転職エージェントから受けられるサービス
転職エージェントの仕組みがわかったところで、実際どんなサービスを受けられるのかまとめます。
転職エージェントから受けられるサービスは主に6つあります。
転職エージェントのサービス
- 求人の紹介
- 面接日などのスケジュール調整
- 提出書類(履歴書・職務経歴書)のアドバイス
- 面接のアドバイス
- 給与交渉
- 今後のキャリアプランの相談
いろんなことをやってくれるんだね
転職エージェントは転職のことなら何でもしてくれるよ
簡単にいうと、転職に関わるほとんどのことをサポートしてくれます。
転職希望者には「求人の紹介」だけでなく「面接日のスケジュール調整」「転職活動のアドバイス」「条件の交渉」「転職活動の相談」といった幅広いところでフォローしてくれます。
優秀な転職エージェントの担当がついてくれれば、それだけで転職活動は有利に進むでしょう。
これらのサービスを受けるには事前登録が必要で、各企業のホームページから申し込むことができます。
- 公式サイト:リクルートエージェント
- 公式サイト:DODA
- 公式サイト:マイナビエージェント
転職エージェントの「メリット」と「注意するべき点」
転職エージェントに登録するメリット
ここからは転職エージェントに登録するメリットを見ていきましょう。
全てを細かく説明すると長くなってしまうので、ここでは概要だけお伝えします。
転職エージェントのメリット
- 一般公開していない求人情報が手に入る。
- 仕事に関する悩みや不安を話せる相談相手ができる。
- 転職活動に使えるテクニックが学べる。
- 企業を調査する方法が1つ増える。
- 担当から企業にあなたをプッシュしてくれる。
転職活動の負担が減りそう!
どれも無視できないメリットだよ
上記のメリットは転職活動に大きな影響を与えます。
特に「一般公開されていない求人情報が手に入る」という点はとっても大きなメリットです。
求人情報を多く集めれば母数が増えるので、それだけ自分に合った求人とも出会いやくなるでしょう。
そのため、未公開求人を手に入れるだけのために転職エージェントを利用する人も多いです。
転職エージェントを利用するにあたっての注意点
転職エージェント良さそうじゃん
でも、転職エージェントには注意点もあるから気をつけてね
転職エージェントは転職希望者にとって役立つサービスですが、注意点もあります。
使い方を間違わなければ失敗のリスクもさけられるので、これからお話することは忘れないようにしておきましょう。
最初に内容をお伝えしておくと下の3つになります。
- 転職エージェントは内定をゴールにしている
- ハズレの担当をひくことがある
- 1つの転職エージェントに固執してはいけない
それでは、それぞれの注意点についてもう少し詳しく見ていきましょう。
注意点1)転職エージェントは内定をゴールにしている
まず一つ目の注意点が「転職エージェントは内定をゴールにしている」ということ。
転職は内定がゴールではありません。
転職して自分の叶えたい目的を達成することがゴールです。
重要
転職は内定がゴールではない!
転職エージェントは内定をゴールにしちゃうから気をつけてください
転職エージェントは仕組み上、転職希望者が早く内定をとって、早く入社してもらわないとお金が入ってきません。
転職エージェントの担当も応募者が入社先を決めてくれないとノルマが達成できないのです。
そのため、転職希望者の入社後について深く考えてくれる転職エージェントの担当はほとんどいません。
転職エージェントは信用しすぎないようにしましょう。
注意点2)ハズレの担当を引くこともある
注意点の2つ目は「ハズレの担当を引くこともある」という点
転職エージェントのサービスの質は「転職エージェント会社」というよりは「担当」によって変わります。
求人数や未公開求人は変わりいませんが、サポート体制でいうと担当によって違ってくるのです。
重要
担当によってサポート体制も変わる
サポート体制に限っては、転職エージェントによって大きな違いはありません
わかりやすく例を出すと、美容院と同じです。
美容院も「美容院のブランド」というよりは「美容師」によって質が違いますよね。
転職エージェントも同じことが言えて、担当によってサポート体制が違うことがよくあります。
ハズレの担当を引いてしまったときは担当を変えてもらいましょう。
注意点3)1つの転職エージェントに固執してはいけない
1つの転職エージェントに頼ってばかりいるのはダメです。
応募する求人が1つに集中してしまうのは仕方ありません。
重要なのはひとりの担当を信頼しすぎてはいけないということ。
重要
ひとりの担当に固執しない
いろんな転職エージェントに聞いた方が成功率もグンと上がります
ひとりの担当の話ばかり聞いていると、視野が狭くなりやすいので注意してください。
転職して本来の目的を達成するよりも「転職することが目的になってしまう」のもこのパターン。
転職活動はいろんな人から話を聞いて、自分で考えることも大切です。
転職サイトとの違い
ここでは転職エージェントと転職サイトは何が違うのか簡単にまとめていきましょう。
転職サイトと転職エージェントはどう違うの?
大きな違いは担当がいるかどうかだね
転職エージェントが転職サイトと大きな違う点は、担当者が「つくか」「つかないか」という部分です。
他にも応募できる求人が違うという点もあります。
転職サイトとの違い
- 担当が「つくか」「つかないか」
- 応募できる求人が違う
基本的には転職エージェントの求人から探した方が良いです。
というのも、転職エージェントに求人を出している企業の方が費用がかかるので、採用に関して真剣に考えている企業と言えるからです。
転職サイトは、あくまでサブとして使うと良いでしょう。
申し込みしてからの流れ
最後に転職エージェントに申し込みしてからの流れについて説明します。
転職エージェントに登録すると決めたら、まず登録しておきたいのは下の3つの会社です。
- 公式サイト:リクルートエージェント
- 公式サイト:DODA
- 公式サイト:マイナビエージェント
どの転職エージェントも登録後に初回のカウンセリングがあります。
最初のカウンセリングで、今後どのように転職活動をしていくか相談をすることになるのです。
カウンセリングが終わったら、求人に応募ができるようになるので、書類を提出したり、面接を受けたりする流れになります。
申し込み後の流れ | |
1 | 申し込み |
2 | 初回カウンセリング |
3 | 求人に応募 |
4 | 面接 |
5 | 内定 |
転職エージェントは転職をするなら絶対に使っておくべきサービスです。
しかし、信用をしすぎてはいけません。
転職エージェントをうまく活用して、転職を成功させてください。