面接を受けると必ず最後に「何か質問はありますか?」と聞かれます。

そのときは「待ってました!」と言わんばかりに質問して良いと思います。

でも、逆質問っていったい何を聞けばいいのかわかりません。

だから、今回は逆質問の具体例を大量に紹介ます。

就職活動・転職の参考にして頂ければ嬉しいです。

 

逆質問をするメリット

具体例を紹介する前に就職活動・転職で逆質問をするメリットを確認しておきます。

そもそも「なんで逆質問をするのか?」ということを理解しているかどうかで就職活動・転職の成功率は変わります。

逆質問をするメリットは下記の2つ

逆質問のメリット

  1. 面接を有利に進められる
  2. 入社するかどうかの判断材料が手に入る

詳しくは他の記事でもまとめていますが、概要だけ解説します。

1つ目の『面接を有利に進められる』について。

なぜ面接が有利に進められるのかというと、答える側よりも質問する側の方が楽だからです。

答える側だとうまく答えられないときがあります。

それに対して質問する側は相手の答えを聞けば良いだけです。

だから面接では質問する側になった方が有利なのです。

2つ目の『入社するかどうかの判断材料が手に入る』について。

これは入社するかどうか判断するにあたって、事前の企業調査だけでは十分に足りません。

就職活動・転職を成功させるには、企業の情報を多く手に入れることが不可欠です。

企業の情報を多く手に入れないと間違った判断をしてしまう可能性も大きくなります。

そして、やはり面接だからこそ聞けることがあります。

だから面接では逆質問が重要なのです。

 

逆質問の具体例まとめ

それでは就職活動・転職に使える逆質問の具体例を紹介します。

あくまで言い回しは一例なので企業によって微妙に変えたりすることも必要だと思います。

こんなことを聞くと良いんだなという目安にして頂ければと思います。

ちなみに今回の例では労働条件・給料などについての逆質問は入れていません。

というのも、そういったことは内定が取れてから聞けばいいからです。

 

商品・サービスに対しての逆質問

商品やサービスについて聞く逆質問です。

全部で7つの具体例を挙げます。

1 一番売れている商品はなんですか?
2 いま人気の商品はなんですか?
3 1つの案件にどれくらいの期間がかかりますか?
4 新しい商品などが出る予定はありますか?
5 御社の〇〇に興味があるのですが、〇〇に関わる仕事はできますか?
6 今後、力を入れてきたい商品はありますか?
7 新しい商品はどれくらのペースで出てくるのでしょうか?

 

仕事のエピソードについての逆質問

体験談を聞く逆質問です。

全部で4つの逆質問の具体例を挙げます。

8 仕事での成功体験を教えていただけませんか?
9 仕事を通して何を得ていますか?
10 これはやってやった!というような話はありますか?
11 働いていて特に印象に残っていることを教えて頂けませんか?

 

仕事のコツに対しての逆質問

仕事のコツやテクニックなどを聞く逆質問です。

全部で5つの逆質問の具体例です。

12 仕事をする上で特に気をつけていることはありますか?
13 仕事をする上で工夫していることはありますか?
14 仕事をしていて、どの辺が難しいと特に感じますか?
15 仕事をしていて、常に心がけていることはありますか?
16 仮に内定を頂いた場合は、すぐに仕事を覚えていきたいと思っているのですが、まずはどの部分を伸ばしていく必要があるとお考えでしょうか?

 

自分の見解が合っているか確認する逆質問

自分は正しく企業を理解しているのか聞いて確認する逆質問です。

全部で4つの逆質問の具体例を挙げます。

17 競合会社である〇〇とは~の部分で差別化をしているかと思えたのですが、合ってますでしょうか?
18 御社の~に魅力を感じているのですが、~はどのように築き上げてきたのでしょうか?
19 求人情報で~という社風と記載されていたのですが、それは〇〇ということでしょうか?
20 部署は〇つで合ってますか?配属先の部署はその中で~をする部署というこで合ってますか?

 

具体的な業務に対しての逆質問

具体的な業務を聞く逆質問です。

全部で6つの逆質問の具体例を挙げます。

21 内勤業務では具体的にどのような業務があるのでしょうか?
22 外回りはどのようにして行っているのでしょうか?
23 入社した際は研修などはあるのでしょうか?
24 入社した際の研修はどれくらいの期間になるのでしょうか?
25 おそらく他社ではやってないんじゃないかなといった御社だからこそ取り入れているルールはありますか?
26 チームで連携していくスタイルと個人で成果を出していくスタイルで考えると、御社はどちらかといえば〇〇の方になるのでしょうか?

 

業務の量に対しての逆質問

業務の量に関して聞く逆質問です。

全部で5つの逆質問の具体例を挙げます。

27 配属先の1日のスケジュールはどういった流れになっていくのでしょうか?
28 外回りの際は1日にどれくらいの件数を訪問していますか?
29 見積もりの作成などは1日あたりだと平均どれくらいの量になりますか?
30 電話は1日に何件しますか?
31 電話は1日にどれくらいかかってくるのでしょうか?

 

担当の振り分けについての逆質問

担当の振り分け関係を聞く逆質問です。

全部で4つの逆質問の具体例を挙げます。

32 取引先の担当はどのように振り分けているのでしょうか?
33 エリアの担当はどのように振り分けているのでしょうか?
34 部署はいくつあるのでしょうか?
35 電話対応については全社員で対応するのでしょうか?それともある一定の方が中心となって対応することが多いのでしょうか?

 

配属先に対しての逆質問

配属先について聞く逆質問です。

全部で5つの逆質問の具体例を挙げます。

36 仮に内定を頂いたときの配属先は何名体制でしょうか?
37 仮に内定を頂いたときの配属先は年齢層はどれくらいなのでしょうか?
38 仮に内定を頂いたときの配属先の上司の方とお会いすることはできますか?
39 仮に内定を頂いたときの配属先では一番最後に入社された方はいつくらいの入社になりますか?
40 他の部署との連携して仕事をすることもありますか?

 

実際に働いている社員・社長についての質問

実際に働いている社員や社長について聞く逆質問です。

全部で7つの逆質問の具体例を挙げます。

41 社員の方々の実績の中で特に印象に残っているエピソードなどはありますか?
42 一番最後に中途で入社された方はどのように活躍されていますか?
43 どのような社員の方々多いと感じますか?
44 働いている社員の方々の共通点などはあったりしますか?
45 〇〇社長はどんな方ですか?
46 〇〇社長(もしくは創業者)はどういった想いで会社を設立されたのでしょうか?
47 〇〇社長が社員の方々によくおっしゃっている言葉などはありますか?

 

仕事内容の変化についての質問

仕事内容の変化があるかどうか聞く逆質問です。

全部で4つの逆質問の具体例を挙げます。

48 時期によって仕事内容は変化するのでしょうか?
49 繁忙期はいつ頃になるのでしょうか?
50 仮に内定を頂けた場合、ぜひ成果を出したいと思っているのですが、その成果が認められたら上に立つことはできますか?
51 今回募集している社員の立ち位置として、将来的にはどういったポジションまでいくことが可能でしょうか?

 

将来的な会社の姿についての逆質問

将来的な会社の姿について聞く逆質問です。

全部で4つの逆質問の具体例を挙げます。

52 御社の今後伸ばしていきたいところ、力を入れていきたいところはありますか?
53 御社が課題にしていることはありますか?
54 今後も御社がここは変えないというところはありますか?
55 御社が創業当初から目指しているものなどはありますか?

 

面接官に対しての逆質問

面接官、個人に対して聞く逆質問です。

全部で5つの逆質問の具体例を挙げます。

56 〇〇様は社員にどのようなスタンスで働いてほしいと考えてますか?
57 〇〇様が仕事をする上で特に気をつけていることはありますか?
58 〇〇様はどのような基準で社員の方を評価していますか?
58 〇〇様どういったご理由で御社で働こうと決めたのでしょか?
60 〇〇様が働いていて良かったと感じたことを教えて頂けませんか?

 

さいごに

以上が逆質問の具体例です。

この他にも企業によって聞ける逆質問があると思います。

例えば業界のニュースを調べて、「最近あった〇〇のニュースで影響などはありましたか?」なども聞けると思います。

逆質問はあらかじめ準備して面接に挑みましょう。

おすすめの方法として、20個くらいの逆質問をA4のレポート用紙に箇条書きしておいて、それをクリップボードに挟んで面接をするというのがあります。

クリップボードがあると面接中もメモが取りやすいですし、面接官にもメモが見えずらい状態をキープできます。

それになんだか仕事ができそうな雰囲気がでます。

おすすめなのでぜひやってみてください。