
定時退社で帰れる会社ってあるの?

僕が働いてる会社は定時で帰れるよ
定時退社で帰れる会社はあります。
実際に、僕は営業職ですが定時の17:30で帰ることができます。
どんなに残業したとしても規則で18:00までしか働けません。
僕の場合は前職の労働環境が過酷だったこともあり、転職先は早く帰れる会社が絶対条件でした。
こうして定時で帰れる会社に転職できたのは「定時で帰れる会社」だと確証を持っていたからです。
今回は成果にもつながった経験にもとづいて、定時で帰れる会社の特徴を惜しみなく紹介していきます。
「職業×企業」を考えて、定時退社で帰れるのか確かめる
まず定時で帰れる会社か判断するのに重要になっていくのが「職業×企業」で考えることです。
定時で帰るには?
- 職業で考える
- 企業で考える

職業と企業の2つのカテゴリーにわけて考えてみよう

2つにわける?
定時で帰れるかどうかは2つのカテゴリーで考えるとわかりやすいです。
1つ目は「職業」で考えるということ。
例えば、飲食業や広告関係の職業は長くなりやすいです。
総務や経理事務などは早く帰れる傾向にあります。
具体的に「どんな仕事が定時で帰れて、どんな仕事が残業が多いか」は後でご説明します。
まずは職業によって残業の多い・少ないがあるというのを知っておきましょう。
あと、2つ目に「企業」で考えることも重要です。
どんなに残業が少ない傾向にある業界だったとしても、会社の社風で「定時で帰りづらい」というのはめずらしくありません。
定時退社を毎日したいなら、ノー残業を推進している企業に入社する必要があります。
これから「職業」と「企業」の2つにスポットを当てて残業なしで帰れる会社の特徴をお伝えします。
α.定時退社で帰れる「職業」の特徴

どんな職業が定時で帰れるの?

まずは定時退社できる職業を見ていこう
それではさっそく定時退社で帰れる「職業」の特徴から確認していきましょう。
定時退社で帰れる職業の特徴は主に3つの共通点があります。
定時退社で帰れる職業
- 突発的な業務が少ない
- クレーム対応をしなくていい
- 夜にできない業務が多い
これら3つのポイントが抑えれていない仕事は定時退社がきびしくなります。
具体例を出した方がわかりやすいと思うので、実際に労働時間が短い傾向にある職業をまとめていきましょう。
労働時間が短い傾向にある職業
労働時間が短い傾向にある職業をピックアップします。
基本的には先ほど紹介した「突発的な業務が少ない」「クレーム対応をしなくていい」「夜にできない業務が多い」というポイントを全て抑えている仕事です。

定時で帰りやすい職業を紹介していくよ

職業はここから選んだ方が良いのかな?
必ずしもこれから紹介する職業から仕事を選ぶ必要はありません。
しかし、定時退社を絶対条件にしているなら、これから紹介する職業の中から選んだ方が安全です。
安全性が高まるという点もふまえて早く帰ることができる職業を確認してみましょう。
1.公務員(一部に限る)
公務員は残業がないイメージを持たれているかもしれません。
実際に公務員のうち70%は定時で帰れていることが政府の調査でわかっています。
「早く帰りたいから」という理由で公務員を目指す人もいるくらいです。
ただし、公務員にもいろいろあって、定時で帰れないこともあるので注意しましょう。
国家公務員に関しては平均残業時間が月30時間を超えているので、民間企業に勤めている僕より1ヶ月あたり3.7日分くらい多く働いてます。
また現在は人手不足で公務員の数も減っているので、今後は残業が増える可能性もあるでしょう。
2.事務職(経理・総務)
経理・総務関係の事務職は早く帰れます。
毎日の業務が決まっていることが多く、突発的な業務が少ないです。
また、事務職はクレーム対応をしなくて済むことが多いのも大きなポイントになります。
しかし、会社の社内体制によっては遅くまで残らないといけないこともあるので注意しましょう。
人手が足りていない状態で繁盛期を迎えてしまうと、ストレスも大きくなりやすいです。
事務職はルールや規則がしっかりしている会社ほど事務職は早く帰れる傾向にあります。
面接のときに「一日の流れ」を聞いてみて具体的に答えてくれる企業を選んだ方が良いです。
3.工場の作業員(一部に限る)
工場の作業員も定時で帰れる職業と言えます。
毎日がルーティンワークになっていて、突発的な業務が少ないです。
遅い時間帯にクレームがあっても営業マンが対応してくれるところがほとんどでしょう。
しかし、工場の作業員も納期が厳しい仕事については残業が多くなるので注意が必要。
「1週間後に〇〇までやってくれ」という命令があれば、納期を守るために工場は稼働し続けます。
納期に余裕がない工場は危険です。
面接のときに案件1つに対してどれくらいの納期があるのか確認しておきましょう。
4.法人営業職(一部に限る)
一部の法人営業職は定時で帰れます。
特に取引先の相手が事務職・公務員といった営業は早く帰りやすいです。
相手が帰ってしまえば営業する相手がいないからです。
また法人営業を選ぶ際は「事務作業がどれくらいあるか?」が重要になっていきます。
営業職でも事務作業する会社は、外出から帰った後に事務作業をすることになります。
営業職が事務作業をやる会社では、とてつもなく残業時間が多くなるので注意しましょう。
早く帰れる営業職は求人全体に比べると数は少ないですが、見極めることは可能なのであきらめないでください。
「突発的な業務が少ない」「クレーム対応をしなくていい」「夜にできない業務が多い」というポイントが抑えられている営業職かどうか見極めましょう。
ちなみに、上記3点が守らているかが重要であってルート営業か新規営業かは残業時間には関係ありません。
5.薬剤師(一部に限る)
薬剤師も他の職業に比べたら早く帰れる傾向にあります。
とはいっても正直ピックアップするか迷いました。
というのも薬剤師の場合は企業によって全然違うんですよね。
企業選びをミスってしまうと長時間労働ってこともありえます。
資格も取らないといけないし、わざわざピックアップする必要もないとも思いました。
まぁ、こんなのもあるよ程度に知って頂ければ幸いです。

労働時間が短い傾向にある仕事はこれで全部だよ

早く帰れる会社ってあんまり多くないんだね
労働時間が長い傾向にある仕事も知っておこう
労働時間が短い傾向にある職業を知っておくのも大切ですが、逆に労働時間が長い傾向にある仕事も知っておきましょう。
労働時間が長い職業は応募の候補から外すことで、効率的に転職活動ができます。
実際に僕も労働時間が長い傾向にある業界に応募は絶対にしていませんでした。
労働時間が長い業界について別記事でまとめているので参考にしてみてください。
β.定時退社で帰れる「企業」の特徴
続いては定時退社で帰れる「企業」の特徴を見ていきましょう。
はじめにポイントをお伝えすると下の通りです。
定時退社で帰れる企業
-
- クレームが少ない
- 緊急の案件が発生しにくい
- 外資系の気質がある
- ルールや規則が徹底されている
- 納期に追われていない
- 法人向けのサービスを扱っている
- 求人情報にも残業が少ないと明記されている

全部で7つだね

それぞれ見ていこう
定時退社で帰れる会社の特徴は7つあります。
応募段階から入社を決めるまでに企業の特徴を確認しておきましょう。
これから各項目ごとに解説していきます。
特徴1.クレームが少ない
定時退社で帰れる会社の1つ目の特徴は「クレームが少ない」
クレームに追われてしまうと、予定していた業務が後回しになりがちです。
たとえクレーム専門の部署などがあったとしても、そのクレームが自分にも回ってくる可能性があるので注意しましょう。
本来の予定に集中できる環境が整っている企業なら、誰にも邪魔されることなく業務が進みます。
特徴2.緊急の案件が発生しにくい
定時退社で帰れる会社の2つ目の特徴は「緊急の案件が発生しにくい」
緊急の案件が発生してしまうのも予定していた業務が後回しになりがち。
急な案件の受注やハプニングが多い企業は避けた方が良いです。
面接のときに逆質問を取り入れて情報を集めてみましょう。
特徴3.外資系の気質がある
定時退社で帰れる会社の3つ目の特徴は「外資系の気質がある」
外資系は無駄な残業を好まない企業が多いです。
労働時間よりも”成果”で社員を判断しています。
努力よりも”成果”を求める外資系の気質がある企業なら無駄に働くこともありません。
特徴4.ルールや規則が徹底されている
定時退社で帰れる会社の4つ目の特徴は「ルールや規則が徹底されている」
ルールや規則が徹底されていると、例外パターンが少なくなります。
例外が少なければ、日々の業務のほとんどが予定通り進んでいくでしょう。
注意したいのは規則やルールで社員をしばっているのではなく、規則やルールで社員を守っている企業を選ぶことです。
特徴5.納期に追われていない
定時退社で帰れる会社の5つ目の特徴は「納期に追われていない」
納期に追われないビジネスモデルを持っている企業は残業時間も少ないです。
「この日までに終わらせないといけない」という案件が多い企業では、残業どころか休日出勤もありえます。
企業調査や面接の際に、その会社のビジネスモデルを確認しておきましょう。
特徴6.法人向けのサービスを扱っている
定時退社で帰れる会社の6つ目の特徴は「法人向けのサービスを扱っている」
個人を相手にしてしまうと、やり取りができる時間が無限に広がってしまいます。
そのため、企業が動ける時間が増えてしまい、結果として社員の労働時間が増えてしまうのです。
個人を相手にしたいという強いこだわりがなければ、法人相手のサービスを扱った企業を選びましょう。
特徴7.求人情報にも残業が少ないと明記されている
定時退社で帰れる会社の7つ目の特徴は「求人情報にも残業が少ないと明記されている」
残業が少ない求人を求める応募者は多いですが、残業がない企業は少ないのが現実です。
そのため、残業が少ないというだけで応募者は集まりやすい。
残業が少ないとうだけでも、企業にとっては応募者を増やす武器になります。
「ノー残業を推進している」「月の残業時間は平均〇時間を切っている」と自信をもって言っている企業に入社しましょう。
残業がどれくらいあるか見極める方法と最終手段
「定時退社」で帰れる企業に転職するための方法をまとめていきました。
転職して労働時間を少なくしたいのなら「職業×企業」で考えることが大切です。
定時退社するには?
定時退社で帰れる職業の特業
- 突発的な業務が少ない
- クレーム対応をしなくていい
- 夜にできない業務が多い
定時退社で帰れる企業の特徴
- クレームが少ない
- 緊急の案件が発生しにくい
- 外資系の気質がある
- ルールや規則が徹底されている
- 納期に追われていない
- 法人向けのサービスを扱っている
- 求人情報にも残業が少ないと明記されている
入社を決める前までに上記のポイントを確認しておきましょう。
もし不明瞭な部分があれば質問をしてみるか、辞退をしても良いくらいです。

確証がないなら辞退していいんだね

間違った判断をするよりは見逃した方がマシだよ
残念ながら日本では定時退社で帰れる会社は少ないのが現状。
しかし、ノー残業を推進している会社もあることも事実です。
自分にあった転職先を見つけるためにはやはり圧倒的な量の求人数を確認しておかなければいけません。
複数の転職エージェントを使いながら効率的に応募していきましょう。
ちなみに転職エージェントの中で下の3社は少なくとも登録しておくべきです。
まだ登録が済んでいないようなら今すぐに登録をしてしまいましょう。
それと効率的に求人を見分けて応募する方法も別の記事でまとめているので参考にしてみてください。
【最終手段】内定がとれた企業は夜の明かりを確認する
さいごに最終手段をお話します。
最終手段とは、内定がとれた企業の事務所を見張って”夜の明かり”を確認するというもの。
すべての企業にこれをやるのは厳しいですが、内定がとれた先にはやる価値はあります。
定時を過ぎてもずっと明かりがついているようなら、その企業はアウト。
場所によってはカフェがあって、そこから見張ることもできるでしょう。
ずっと見張る必要はないので、定時の10分後と30分後に2回だけ通るだけでもいいです。
実際に僕も内定がとれた企業にはやっていましたが、明かりを確かめる時間帯は他の企業の面接対策などもできるので転職活動に支障はなかったです。