はじめての転職。
転職は新卒の時の就職活動と具体的に何が違うのか?
この部分が理解していないと選考の通過率も悪くなってしまいます。
今回は中途採用と新卒採用の違いについてお話します。
新卒と第二新卒の違いは何か?
新卒と第二新卒は明確に違うものがあります。
これから新卒と第二新卒では具体的に何が違うのか紹介していきます。
新卒との違い1.転職では即戦力が求められている
新卒の時と違って転職では「がんばります」ではなく「任せてください」というスタンスで就職活動していく必要があります。
それは採用側の企業が転職者には即戦力を求めているから。
ただし、現実的に考えて入社1ヶ月で会社で欠かせない存在になるとかはどんな優秀な人でも無理です。
そんなのは企業もわかっています。
つまり、即戦力が見られるとはどういうことかというと、その会社で上手くやっていく柔軟性を持っているかどうかが見られるということです。
採用担当は「成長する可能性がどれくらいあるか?」や「バリバリに働けるようになるまでどれくらいの期間かかるか?」などを気にしています。
この部分をどうやって突破するのかについては、他の記事がきっと参考になるので読んでみてだください。
それと企業側は即戦力という話の以前に社会人としての基本的なスキルやマナーは当然だと考えているので、自信がない人はビジネスマナーも確認しておきましょう。
新卒との違い2.転職では集団面接ではなく個人
新卒の面接では集団面接から始まる企業も多いですが、中途採用では9割以上は個人の面接になります。
準備は一次面接の前からやっておくことが不可欠です。
その場で比較されづらいというのもあるので、個人面接では優秀そうな印象を持たせておかないといけません。
具体的なテクニック等を駆使して面接官に「こいつは採用しておかないと後悔する」と思わせるくらいの印象を与えましょう。
当サイトでも転職活動に役に立つ具体的なテクニックを紹介しています。
新卒との違い3.転職では面接選考の流れが早い
転職では新卒採用と違い選考の流れも速いです。
新卒採用ではみんなが一斉にエントリーを開始して、各企業毎に面接が進みながらも同じぐらいのタイミングで一斉に内定を出るという流れになります。
しかし、転職は「この時期に募集をかけてください」という決まった採用時期はありません。
そのため転職では求人を出している企業と応募者の都合によって面接が進みます。
その結果、選考フローも新卒採用に比べてシンプルになるので選考の流れが早いのです。
スケジュールにもよりますが、エントリーしてから1ヶ月後には内定が取れるところが多い傾向にあります。
新卒との違い4.転職では職歴が見られる
当たり前ですが、新卒と違って転職は職歴が見られます。
採用基準として、やる気や向上心という部分で見られる割合が極端に減るのです。
自分がどんな仕事をしてきたのか?をしっかり見直す必要があります。
職務経歴書も必要になるので書き方も確認しておいてください。
新卒との違い5.転職では転職理由を聞かれる
新卒採用と違い転職活動では転職理由が面接で必ず聞かれます。
転職理由を聞かれた時の答えは準備が必須です。
転職理由を上手く答えられないと「こいつウチに入社しても、また転職するかもしれない」と思われてしまいます。
そうならないためにも以下の方法で転職理由を決めてください。
転職理由の決め方
【ステップ1】下の3つを箇条書きで書き出す。
- 今の会社では出来ないこと
- 応募した企業で出来ること
- 仕事に対して前向きな姿勢が伝わる内容
【ステップ2】この3つの共通するものを転職理由にする。
この方法を使うと「〇〇したかったけど、〇〇ができないので転職を決意した」といったパターンになる傾向にあります。
できるだけ前向きで、採用側にも再転職という不安要素を減らす内容を意識しましょう。
中途採用は新卒採用と全然違う
新卒と転職の違いについてお話しました。
新卒と転職の違い
- 即戦力を求めてる
- 集団面接ではなく個人
- 面接選考の流れが早い
- 職歴が見られる
- 転職理由を聞かれる
中途と新卒の明確な違いは主に上記の5つです。
今や転職というのは当たり前の時代になっています。
新卒で入社した会社にずっと勤め続ける人の方が珍しいです。
そのため、転職市場は活発的に動いていて無料で受けられる良質サービスも多いのも嬉しいところ。
とくに転職エージェントは転職活動を大きく助けてくれるので、必ず登録しておきましょう。