転職の面接では質問をされます。
そんな面接で聞かれる質問の中には正しい「返し方・答え方」があります。
答えが決まっている質問があるってこと?
そうだよ。その質問の答えを知っていたら、あとはそのまま話せば良いだけ
転職の面接で聞かれる質問の中には答えが決まっているものがあるのです。
今回は「返し方・答え方」が決まっている質問と回答を紹介します。
覚えるのは簡単ですし、ぜひ面接の場でも実践してみてください。
転職の面接では「返し方・答え方」が決まっている質問がある
答えが決まっている質問ってどんな質問なの?
これから「返し方・答え方」が決まっている質問を7つ紹介するよ
さっそく転職の面接で聞かれるどんな質問が「返し方・答え方」が決まっている質問なのかお話します。
ぜんぶで7つの「返し方・答え方」が決まっている質問があります。
これらの質問は実際の転職面接でもよく聞かれる質問なのでしっかり覚えておきましょう。
とは言っても、どれも簡単な質問なので覚えるのに苦労することはないと思います。
答え方が決まっている質問
- ご希望のお給料の額はございますか?
- 残業や休日出勤は大丈夫ですか?
- 転勤は大丈夫ですか?
- 出張は大丈夫ですか?
- 今日は電車で来られましたか?
- 内定を出したら必ず入社しますか?
- 正直な話、本当の転職理由は何ですか?
転職の面接でで上記7つについて質問されたときは、答えが決まっていると思っておいてください。
なぜ上記の質問の答えは決まった通りに話さないといけないんでしょうか?
その理由と質問の正しい回答については、これからそれぞれの質問毎に分けてお話していきます。
転職面接で聞かれる質問と正しい回答例
質問の答え教えてよ
これから質問の「答え方・返し方」について具体的に解説してくよ
転職活動をするにあたって、面接対策は必須です。
そんな中、すでに答えが決まっている質問があるならこれほど楽なものはありません。
これから先ほど紹介した7つの質問の回答について、それぞれ詳しく見てみましょう。
もちろん、なぜ質問の答えが決まっているのかという理由についてもお話していきます。
1.ご希望のお給料の額はございますか?
回答例
「御社の規定に従います」
希望の給料額を質問されたときは「御社の規定に従います」と答えましょう。
給料がいくらになるかは気になるかもしれません。
しかし、給料は面接で聞いても内定を取ったあとに聞いても、どちらにしろ基本的には同じ金額です。
え~給料は少しでも高くしたいよ
給料を高くしたいなら、むしろ内定を取れたあとの方が交渉しやすいよ
給料を少しでも高くしたい場合は、むしろ内定を取れた後の方が交渉しやすいです。
給料のことは面接の場でわざわざ話すことでもないのです。
面接で給料のことについてもめると内定がもらえずに終わります。
面接の質問には「御社の規定に従います」と答えときましょう。
内定が取れた後に満足のいかない給料で案内が来たら、そのときは辞退しても良いのです。
2.残業や休日出勤は大丈夫ですか?
回答例
「はい、問題ありません」
残業や休日は雇われる側としては気になるところ。
しかし、残業や休日は面接で話しても内定が取れた後に話しても、会社の方針なのでどちらにしろ変わることはありません。
だから面接の場では「問題ありません」と答えて、まずは内定をもらいましょう。
企業側からしたら、問題ないと答えてくれた方が採用しやすいです。
残業も休日出勤もしたくないよ
”残業や休日出勤がどれくらいあるのか”については内定が取れた後に聞いてみよう
できれば残業や休日出勤もしたくありません。
内定が取れたあとに質問してみて、残業や休日出勤があまりにも多い場合は辞退しましょう。
また、1つの方法として残業や休日出勤が本当はどれくらいなのか確かめたいなら、手間はかかりますが事務所の前で見張っておけば目安はわかります。
3.転勤は大丈夫ですか?
回答例
「はい、転勤に抵抗はありません」
転勤は人によってはできないという人もいると思います。
ただし転勤も企業側からしたら、「問題ない」と答えてくれた方が採用しやすいです。
転勤は本当に無理!
転勤が本当にダメだという場合は内定が取れた後に質問してみよう
転勤がどうしてもできないという人は、内定が取れたあとに質問してみて確実に転勤する場合は辞退すればいいです。
転勤はないけど志望度を確かめるために質問する採用担当もいます。
転勤がない会社だったのに自分から内定を取り逃してしまったらもったいないですよね。
とはいっても転勤しないことを絶対条件に転職活動をしている人はいます。
そういう人は例外として「転勤はできません」と申し訳ない気持ちと理由を伝えましょう。
4.出張は大丈夫ですか?
回答例
「はい、全く問題ありません。どれくらいの頻度で出張はあるのでしょうか?」
出張に聞かれたときも同じように問題ないことを伝えることが大切です。
もともと出張が問題ない人は「旅行が好きなんです」くらい言っても良いでしょう。
採用側としても融通が利く社員がいた方が良いのです。
また、この質問をされた時に”どれくらい出張があるのか”について聞いても志望度が高い・低いという判断はされないので、逆質問を入れて良いタイミングになりいます。。
あまり出張はしたくないな~
出張の数に妥協ができないようなら辞退しよう
まずは内定を取ってくという意味で出張は問題ないことを伝えることは大切です。
でも、内定が取れたあとに辞退するのは自由。
出張の数が多く、抵抗があるようなら素直にその会社は辞退した方が良いでしょう。
5.今日は電車で来られましたか?
回答例
「はい、電車です。▲▲線で〇〇分くらいで到着しました」
「いいえ、車です。家を出て〇〇分くらいで到着しました」
交通手段について聞かれた時は採用側として2パターンの目的があります。
1つ目は雑談で場を和ませる目的を持って質問したパターン。
2つ目は応募者が問題なく出勤できるかを気にしているパターンです。
1つ目の雑談に特に意味はありませんが、2つ目の出勤について気にされていた場合はその不安を解消させてあげなければいけません。
交通手段や出勤方法について聞かれた場合は具体的に答えましょう。
面接の雰囲気や状況に応じて「通勤も問題ないと感じました」と付け加えても良いかもしれません。
前もって答えられるように方法や時間を確認しておかないとね
ほんの数分でわかることがだから、交通手段は答えれられるように準備しておこう
交通手段は面接を受ける前に電車で何分かかると答えられるようにしておきましょう。
ここで「〇〇分くらいだったと思います」と曖昧な答え方をしてしまうのはもったいないです。
また、「通勤時間ばどれくらいですか?」と聞かれることもあります。
6.内定を出したら必ず入社しますか?
回答例
「はい、御社が第1志望なので内定を頂けたら、ぜひ入社したいと考えております」
このパターンの質問は「当社の志望度は何番目ですか?」という質問もあります。
志望度を聞かれる質問では第1志望と答えないと内定は取れません。
正直に答える必要はないし、相手もわかっていて質問しています。
他に第1志望がある場合でも?
他に第1志望がある場合でも「第1志望は御社です」とアピールしよう
ここで「いや~、他に第1志望の会社がありまして~」と答えてしまったらアウト。
仕事の場面でも何でもペラペラと失礼なことを言ってしまうのではないかと疑われてしまいます。
それに第1志望でもないのに内定を出す企業は、よっぽど人手に困っている不安定な企業ということになるので、どちらにしろ辞退することになり面接を受けた意味もなくなります。
7.正直な話、本当の転職理由は何ですか?
回答例
「先ほど、お伝えした内容とは変わりありません。【転職理由】といった理由で転職活動をしているので、御社に応募をさせて頂きました」
転職理由を2回質問された時は応募者のミスを引き出そうとしています。
この採用側の罠にハマってはいけません。
1回目に伝えた転職理由の概要と、その転職理由だからこそ応募したとアピールしていきましょう。
転職理由をもう1つ用意する必要はないんだね
ネガティブな話をしてしまったら、面接では落とされちゃうので気をつけてね
面接でネガティブな話をしてしまうと落とされます。
だから、採用側の罠にハマらずに軸を曲げずに面接を受けましょう。
面接前に質問の「答え方・返し方」を準備をしておく
7つの質問の答え方について解説しました。
答え方が決まっている質問
- ご希望のお給料の額はございますか?
- 残業や休日出勤は大丈夫ですか?
- 転勤は大丈夫ですか?
- 出張は大丈夫ですか?
- 今日は電車で来られましたか?
- 内定を出したら必ず入社しますか?
- 正直な話、本当の転職理由は何ですか?
これらの質問は返し方・答え方が決まっています。
企業や人によって変わっていく質問が多い中、こういった決まった答えがある質問は必ず答えておきたいところです。
上記7つの質問に答えられないと他の応募者に簡単に負けてしまいます。
逆を言えば、他の応募者がこれらのことができなかったら、それだけで差がつけられる質問でもあります。
質問の対策しておかないと!
他にも質問をまとめた記事があるから参考にしてみてね
当サイトには他にも転職に役立つ情報をまとめています。
どれも転職活動に役に立つ内容になっているので読んでみてください。
大変かもしれませんが、転職活動がんばってください。